国立がんセンターでは、がんの予防研究に特化した研究班が、科学的根拠に基づいた日本人のためのがん予防法を公表している。「禁煙、節酒に加えて、ここに示した食事、身体活動、適正体重の維持の5つの健康習慣をすべて実践した場合には、女性ががんになるリスクは約40%低下すると推計されている」
がんを予防する5つの生活習慣
活発な身体活動は大腸がん・乳がんのリスクを下げる
「活発な身体活動」とは、毎日60分歩く程度の身体活動に加え、息がはずんで汗をかく程度の運動を1週間に60分程度行うのが目安。運動習慣はがん以外の生活習慣病の予防にも有効です。
やせすぎ・肥満は乳がん・大腸がん・肝がん・子宮内膜がんのリスクを上げる
がんになるリスクは肥満だけでなく、やせすぎでも高まることがわかっている。 BMI値は21~25の適正範囲になるように管理しましょう。
高塩分食品は胃がんのリスクを上げる。
塩分(ナトリウム)全体の摂取量とがんの因果関係は明らかになっていないが、塩辛や塩蔵魚卵など塩分濃度の高い食品のとりすぎは、胃がんのリスクを「ほぼ確実」に増加する。
塩蔵魚卵とは例えば、さけ、ますの卵巣を塩漬けにした筋子、塩水漬けにした塩いくら、塩数の子を醤油とみりんで調味した味付け数の子など
野菜・果物不足で食道がんのリスクを上げる
野菜や果物不足は食道がんだけでなく、胃がんのリスクを上げる可能性もある。野菜・果物は1日400g(野菜を小鉢に5皿分+果物を1皿分)を目安に毎日食べるように心がけて。
飲食物を熱いままとると食道がんのリスクを上げる
飲み物や食べ物は熱いままとると、口腔内や食道の粘膜を傷つけることで、食道がんのリスクが「ほぼ確実」に高まる。
雑誌、日経ヘルスより引用
ブログ作者の感想
なんかどれもやっぱりなーっていうものばかりですね。運動は大切!、肥満はリスク!、塩分高い食事はダメ!、野菜不足はダメ!、熱いものはリスク!日頃、少し気を付ければどれも実践できることなので、自分の健康は自分で守ることが必要。日常生活を見直してがんリスクを下げることが必要ですね。自分のため、家族のために。。。