イソフラボン、幼児の多動抑制機能示唆
妊娠中での大豆やイソフラボン摂取量が多いほど、幼児の多動問題リスクが低下する可能性があることが確認された。愛媛大学が主導する研究チームの研究結果。
同大によると、妊娠中の大豆やイソフラボン摂取と生まれた子の行動的問題の関連を調べた疫学研究では世界初という。
論文は学術誌「Journal of Food Sciences and Nutrition」の電子版で2021年4月1日に公表された。 研究は、妊娠中から母親からと生まれた子を追跡調査した。「九州・沖縄母子保健研究」のデータを用いて実施した。
健康産業新聞より引用
大豆やイソフラボンの摂取により、10年後の認知症リスクが低減
国立長寿医療研究センターは60~81歳の403人の男性と373人の女性の栄養摂取について長期の追跡調査を行い、大豆や総イソフラボンの摂取量が、10年後の認知機能低下リスクにどのように影響するかを検証した。
その結果、大豆や総イソフラボン摂取量が多いと認知機能低下のリスクが減少し、とくに女性で顕著であることが明らかにされた。
研究グループは、「豆乳を取り入れた食生活は、認知機能を維持する上で重要であることが分かった。大豆の認知機能への機能性は大豆イソフラボンのエストロゲン様効果に関連している可能性がある」としている。
健康産業新聞より引用
ブログ作者の感想
大豆や豆乳に含まれるイソフラボンに上記のような可能性があることに驚きです。まだまだこれからも多様な機能性が発見されるでしょうから、引き続き注目したいです。食事の中にできるだけ大豆製品を積極的に取り入れていくことが健康増進に必要ですね。
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