酢に含まれるクエン酸が汗臭を中和して消し去る。
汗はもともと無臭。しかし、放置していると皮膚の常在菌が増え、汗臭が発生します。それを抑えるのに最適なのが「酢」であると、臭いの専門家・五味常明氏は指摘します。
「肌は通常、弱酸性に保たれていますが、汗をかいて常在菌が増えるとアルカリ性に変化します。酢に含まれるクエン酸を肌になじませて中和させれば、弱酸性に戻ります。つまり、嫌な汗臭を消せるのです。」
五味さんのお勧めは、酢を湯船に入れて入浴するという「酢風呂」。 「週に1~2回、汗臭さを感じた日は、酢風呂にしっかり浸ってみてくみてください。
また、1日中室内で過ごすなど汗をかかない生活していると汗腺の機能が低下し、べとべとした臭う汗をかいてしまいます。お風呂でたくさん汗をかけば、肝臓の機能が高まるので、汗をかいてもサラサラして、臭わなくなります」
浴室は湿度が高く、酢のにおいはすぐ消えます。是非、お試しを。
サラサラ汗とベトベト汗の違い
汗腺にはろ過機能があり、塩分やミネラルが流れ出さないように調整する働きがあります。この機能が正常な場合、汗の成分はほぼ水分。サラサラしていて無臭です。
しかし、ろ過機能が低下すると、塩分やミネラルを含むベトベトした汗をかきます。ベトベト汗は蒸発しにくく雑菌が繁殖しやすいため、汗臭の原因となるのです。
これは逆効果。やりがちNGケア
乾いたタオルで汗をふく。汗が皮膚表面で蒸発して体温を下げる働きを阻害。体温が下がらなくなり、より汗をかくことに。
水を飲む量を減らす。体内の水分を減らすと、汗腺機能が低下し、臭うベトベト汗をかく原因になってしまいます。
酢風呂の入り方
180リットルの湯に対して酢を100mlを入れ、10分ほどつかる。 お湯はいつも入浴している温度でOK。酢は、米酢、穀物酢、果実酢など醸造酢であれば何でもいい。
サラサラ汗になる天然塩をプラス
塩をふたつかみ(50~70g)加えると、血行が良くなり汗腺機能を高めることができます。
週に1~2飼い入ればOK
酢風呂は週に1~2回入るだけで効果が得られます。1日中外出していた日など、汗臭さが気になる日だけ酢風呂に浸るのもよし。
最後に軽くシャワーを浴びる
酢の臭いが気になる人、酢が体についたままタオルで体をふきたくない人は、風呂から出る前にシャワーを浴びてもよし。
足裏
足の裏には汗腺が集中しており、その量は背中の5~10倍ほどあると言われています。夏場は汗の量が増えるので、靴の中で雑菌が激増し、臭いもきつくなりがち。シャワーで済ませたい日などは、酢入りの足湯で、臭いをとっておきましょう。
水虫
水虫の原因は、白癬菌というカビ。蒸れた靴を履き続けてると、足の古い角質に入り込み、増殖してしまいます。白癬菌が出す老廃物は強烈な臭いを発しますが、酢を直接足にスプレーすれば、クエン酸がその不快臭を和らげてくれます。
「雑誌、日経ヘルスより引用」
ブログ作者の感想
酢が肌を弱酸性にして体や足の汗臭を消してくれるとは知りませんでした。自分は加齢臭はまだ大丈夫だと思いますが(たぶん)、今度最後にお風呂に入るとき、試してみようかと思います。週に1,2回で良いなら楽ですし、醸造酢であれば何でもよく、大きめのものを用意しておけば料理にもお風呂にも使えていいですね。
送料無料での3選 | アマゾンより | 楽天より |
福泉 穀物酢 1.8L | こちら | こちら(送料別) |
ミツカン 穀物酢(銘撰)ペットボトル 1800ml | こちら | こちら(送料別) |
業務用 内堀醸造 プラス 穀物酢 | こちら | こちら(送料別) |