算出プロパティはアプリケーションのデーターに基づいて何らかの加工を行った結果を返すプロパティです。
「算出プロパティ」
書式:computed: {算出プロパティ名 : 関数オブジェクト}
うるう年かどうかを判定する算出プロパティを定義しました。
調べたい年 :
{{thisyear}}年は{{isUrudoshi ? ‘うるう年です’ : ‘うるう年ではありません’}}
{{thisyear}}年は{{isUrudoshi ? ‘うるう年です’ : ‘うるう年ではありません’}}
「算出プロパティはキャッシュ(記憶)される 」
メソッド(methods)での描画 now1: “{{ now1() }}”
算出プロパティ(computed)での描画 now2: “{{ now2 }}”
now1とnow2の両方に同じ日時が出力されますが、コンソールから→「app4.show = false」と入力 →「ENTER」 →「app4.show = true」と入力 →「ENTER」を実行すると、now1は日時が更新され、now2は最初の表示のまま変わりません。
メソッドでは再描画のたびに実行されるけど、算出プロパティではキャッシュ(記憶)されることが確認できます。
算出プロパティが適した場面
たとえばECサイトの商品一覧ページで、ユーザーが検索条件を指定して商品を絞り込んだ結果に対して、 購入者の評価が高い順に並び変える場面があるとします。
並び変えるたびに元の商品リストを検索するよりも、いったん商品リストを絞り込んだ検索結果をキャッシュ(記憶) しておいて、それを元に並び替える方が無駄な処理が省け、パフォーマンスが良くなります。
この本を参考に学び、完成させることができました。しかし、プログラミング初心者の私が詳しく解説することは、おこがましく、難しく出来ません(ToT) その点、この本では丁寧な解説が載っていますので、解説とともにコードを書き、完成させればより深く学ぶことができます(^.^) 身に付けて消えないスキルがこの値段。買っておいてよかったです。