Pythonを使ってWeb APIで取得したJSONファイルの扱い方の説明➀

Pythonを使ってWeb APIで取得したJSONファイルの扱い方の説明

そもそもJSONとはJavaScriptのデーターの書き方のことで、JavaScript Object Notationを略してJSONと呼んでいる。

JSONは扱いやすいデータ表現で、JavaScriptだけでなくPythonやJava、PHP、Rudyなど他の多くのプログラミング言語でも利用されています。 そのため多くのWEB APIではJSONが使われている。

書き方は{キー:値}{キー:値,キー:値,・・・}です。キーは文字列で表し、値には数値、文字列、真偽値、配列値、オブジェクト値、null(値が空っぽであることを表す)

sample1.json {“name”:”TOSHIBA dynebook”, “price”:29800, “在庫”:true}
sample2.json 入れ子(階層化)にもできる [
{
{
“name”: “Tokyo”,
“coord”: {“lat”: 35.69, “lon”: 139.69}
},
{
“name”: “Kyoto”,
“coord”: {“lat”: 35.02, “lon”: 135.75}
}
}
]

JSONデータを読み込む方法

JSONデータを読み込むには、➀「ファイルから読み込む」やり方と➁「ネットから直接JSONデータを読み込む方法」があります。

➀ファイルから読み込む

デスクトップに先ほど作った「sample2.json」ファイルを読み込んでみましょう

import json
from pprint import pprint

with open(“test2.json”,mode=”r”) as f:
    jsondata = json.loads(f.read())
    pprint(jsondata)

解説

import json 標準ライブラリのjsonを読み込むためのライブラリ、jsonをimportします。
from pprint import pprint きれいに整形して表示することができる標準ライブラリのpprintをimportします。
with open(“test2.json”,mode=”r”) as f:jsonファイルを読み込む書式です。with open(“ファイル名”, mode=”r”) as f: ”r”でファイル読み込みモードにしています。
jsondata = json.loads(f.read())jsonファイルを読み込む書式です。json.loads(f.read()) それを変数jsondataに代入します。
pprint(jsondata)きれいに整形して表示します。

JSONデータから値を取得してみよう

import json
from pprint import pprint

with open(“test2.json”,mode=”r”)as f:
    jsondata = json.loads(f.read())
    print(“2つ目のオブジェクト =”,jsondata[1])
    print(“都市名 = “,jsondata[1][“name”])
    print(“緯度 =”,jsondata[1][“coord”][“lat”])
    print(“経度 =”,jsondata[1][“coord”][“lon”])

解説

import json 標準ライブラリのjsonを読み込むためのライブラリ、jsonをimportします。
from pprint import pprint きれいに整形して表示することができる標準ライブラリのpprintをimportします。
with open(“test2.json”,mode=”r”) as f:jsonファイルを読み込む書式です。with open(“ファイル名”, mode=”r”) as f: ”r”でファイル読み込みモードにしています。
jsondata = json.loads(f.read())jsonファイルを読み込む書式です。json.loads(f.read()) それを変数jsondataに代入します。
print(“2つ目のオブジェクト =”,jsondata[1]) 2番目のオブジェクトを取得します。最初のオブジェクトは配列の最初(インデックス0)から始まります。
print(“都市名 = “,jsondata[1][“name”]) 2番目のオブジェクト(1)からnameの値を取得し、表示します。
print(“緯度 =”,jsondata[1][“coord”][“lat”]) 2番目のオブジェクト(1)からcoordのlat値を取得し、表示します。
print(“経度 =”,jsondata[1][“coord”][“lon”]) 2番目のオブジェクト(1)からcoordのlon値を取得し、表示します。

*尚、ここではバージョン「Python 3.10.1」を使用しています。

この本から引用、参考に学び、完成させることができました。しかし、ここではプログラミング初心者の私が詳しく解説することは、おこがましく、難しく出来ません(ToT)
その点、この本では丁寧な解説が載っていますので、解説とともにコードを書き、完成させればより深く学ぶことができます(^.^)、実際、初心者の私でもわかりやすかったです。身に付け消えないスキルが2,000円程ならコスパよく、買っておいてよかったと満足してます。



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