NISAは売買益、分配金における免税ができる制度です。
論より証拠!実際に私の保有銘柄の配当金にて確かめてみましょう。
配当金であれば所得税、地方税が免除されます。
下記はNISA口座でない特定口座での配当金についてです。所得税と地方税で合わせて3,213円が徴収されています。国内課税所得額に対して20.315%です。これが配当金及び売買益に課せられる税金です。
一方、一般NISAでは所得税、地方税とも徴収されていません。これはお得で大きいです。
一般NISAの活用で上記の米国ETFの銘柄「SPDR BB ハイイールド再建 ETF」、2022年12月の配当金は合計9,558円でした。
もしNISAでなければこの9,558円に20.315%課税されて、7,646円になってしまっていました。
いやーこの銘柄だけでこれだけ免税になっていたのがわかって、とてもお得感がありますね。
いよいよNISA拡充!!
従来より大幅に変更されて2024年1月から拡充になるそうです。
- 一般NISA投資期限2028年まで ⇒ 恒久化
- 非課税保有期間5年間 ⇒ 無期限
- 年間投資枠 120万 ⇒ 360万(注1:成長投資枠240万、注2:つみたて投資枠120万)
- 非課税限度額 600万 ⇒ 1800万(内、成長投資枠だけなら1200万まで。つみたて投資枠だけなら1800万、併用なら1800万。尚1800万円の限度いっぱいまで買っている人でも、例えば500万円売れば、500万円分枠が復活して株を買えるようになる)
注1:成長投資枠 ⇒ 株や投信など。ただし整理・監理銘柄、また信託期間20年未満の投信や、高いレバレッジ型、毎月分配金の投信などは対象外
注2:つみたて投資枠 ⇒ 金融庁が指定する投信
特に非課税保有期間が無期限になるのがいいですね。5年間だけ非課税だったのが、この先ずーーっと20.315%税金で徴収されませんからね。
私のように日々、節約して投資して、そしてやっと得た売買益や分配金に20%も課税されるのは悲しい。それを避ける手段がNISAです。
投資期限もなくなり恒久化され、非課税期間も無期限になる今後、私は引き続き余剰資金でコツコツと投資していきたいと思います。上記のように毎月分配金はほしいですからね。
最後に
でも投資なんて怖い・・・。損するかもしれない・・・。でも貯金だけしていても増えない・・・。私も最初そうでした。特に米国株を始めた1か月後にコロナで大暴落。でも売らずにコツコツ買っていたら1年後には元通りに・・・。あの時はある意味バーゲンセールでした(笑)
コロナにもかかわらず分配金についても安定してました。
私も保有する銘柄、バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)から引用
理不尽なリストラ、突然の倒産、増えない給与、ボーナスカット、円安で物価高などいつだって不安定な世界です。少しでもいざというときの収入をカバーする安定的な金を生む木を育てる。心の中にこんな焦りがずっとある自分は今後もコツコツ投資を続けていこうと思います。
ご興味あればNISAを活用し投資をしてみてはいかがでしょうか。
まだ証券会社の口座をお持ちでない方、まずは口座開設から始めましょう。