配列
データをたくさん扱うときは、配列にまとめるのが効率的です。配列とは「引き出しのたくさんあるタンス」のようなもの。配列はインデックスという番号で指定して読み書きします。番号は0からはじまります。
変数はデータを1つずつ入れるから、たくさんあるときは大変です。また、名前も違うのを考えないといけないから大変ですね。
配列の作り方: 型名[]配列名 = new 型名[要素の数] または、 型名 配列名[] = new 型名[要素の数]
HTMLが0番でCSSが1番となり、CSSが取り出せました。
if文について
if文は「もし〇〇だったら」の部分と、「△△する」部分に分けて書きます
if文: if(条件式){ → 条件式にもしも〇〇だったら 条件式が成り立つときの処理 → △△する }
ここでは変数scoreに50を代入し、80以下なら「もう少しがんばろう!」が表示される命令にしています。それでは次は、80以下でない場合についてelseを使って命令表示させてみましょう。
変数scoreに90を代入すると、else文が適用されて「合格です」が表示されました。
尚、条件式が成り立つかどうかの二者択一のときは、if文を使いますが、もっと多くの条件がある場合は、switch文を使います。
書式:switch文 switch(変数){ case 0: 値が0のときにする処理 break; case 1: 値が1のときにする処理 break; default; それ以外のときにする処理 break;
for文
Javaのfor文には、「回数を指定してくり返すfor文」と「配列の要素についてくり返す拡張for文」などがあります。
for(カウント変数の初期化; くり返す条件式; カウント変数の変化式){ くり返す処理 }
例えばこのようなプログラムです。
変数iを初期化して0とし、その変数iが5以下になるまで、1つずつ足していくという命令です。3x0,3x1,3x2,3x3・・・と繰り返すようになります。
今度は応用してクイズ問題を作ってみました。以前に習ったRandomも使います。「何段の九九でしょうか?」というクイズです。1行1行、命令の意味を理解してみましょう。
では次に配列のすべての要素についてくり返す拡張for文を学んでみましょう。
拡張for文 for(配列の型 要素を入れる変数名: 配列){ くり返す処理 }
次は配列の中の点数をすべて足してみましょう。
int total = 0; にて0にリセットします。for文によるくり返しを行って、最後に変数totalの値を表示させています。「変数+=値;」→変数に値を入れて入れ直す。
for文の入れ子
for文の中に、さらにfor文を入れることもできます。くり返しの中でくり返しを行うことになります。これをfor文の入れ子といいます。一例としては次のようなプログラムです。
最初のfor文では1~2を繰り返してます。次のfor文では0~2を繰り返しています。
breakを使った繰り返しの中断
ここでは0~5まで繰り返すが、3になったら中断する命令をしています。
continue文を使ってくり返しをスキップする
3がとばされていることがわかりますね。