どんな成分なの？
母乳、特に初乳に１L中7gが含まれている鉄結合性の糖たんぱく質。免疫系の未発達な乳児を感染から守る重要な成分である。哺乳類で新生児を守るために進化の過程で発展してきたんぱく質である。強力な抗菌活性、抗ウイルス活性がある。
体内には存在しないの？
全身の血液や体液にもわずかに含まれている。特に白血球に多く存在し、感染防御に役立っている。目を守る涙にもラクトフェリンが多く、結膜炎の予防に役立っていると考えられている。
サプリなどに使われているその成分、安全性に問題はないの？
アメリカ食品医薬品局（FDA）は安全評価で一般的に安全と認められる食品成分とされている。
ラクトフェリンを多く含むのは？
母乳には多いが、牛乳はその100分の1ほどである。馬乳には牛乳より多くのラクトフェリンが含まれ、羊乳や山羊乳にも比較的に多い。
ラクトフェリンが吸収されるメカニズム
ラクトフェリンはそのまま腸壁を通過できます。腸管の上皮細胞の表面には、ラクトフェリンだけを結合するラクトフェリン受容体があり、結合するとラクトフェリンが細胞内の小胞にとりこまれます。そして体液側にこの小胞が開口して、ラクトフェリンをそのまま放出します。
ただし、胃の消化能力が高い成人がラクトフェリンを摂取しても多くは分解され十分に利用できません。そのため胃で消化されずに腸内で発揮される腸溶性ラクトフェリンが効果的です。
舌苔（ぜったい）を減らすのに役立つ
口腔ケアで初の届出表示
舌苔とは、舌の表面に付着する白い苔のような汚れ。食べかすなどが原因となる。舌苔は、口腔内の細菌汚染の供給源とも考えられており、また、口腔病原菌は血管性疾患、糖尿病、誤嚥性肺炎などの誘因になると考えられていることから、舌苔量を減らすことは口腔内を健やかに保つ働きを助け、健康維持、増進につながると考えられる。
腸溶性加工を施したラクトフェリンを原料販売しているある企業は機能関与成分として「本品には腸溶性加工したラクトフェリンが含まれるので、舌苔を減らすのに役立ちます」という表示を届け出た。
腸溶性でないラクトフェリンをプラセボとし、腸溶性ラクトフェリンの口腔環境改善機能を検証した最終製品の臨床試験を届出表示の科学的根拠として届け出た。
健康産業流通新聞より引用
ブログ作者の感想
ラクトフェリン、母乳にわずかに含まれる成分で、感染防御に役立っていると知りました。赤ちゃんを感染から守る役割みたいですね。子供も高齢者もいろいろな感染から身を守ることは大切ですので、摂取したい必要な一つの成分ですね。
| 高評価レビューでの3選 | アマゾンより | 楽天より |
| ラクトフェリン サプリ FLOLACT |  こちら | こちら |
| ラクトフェリン 純度 95% 株式会社サンテ研究所 |  こちら | こちら |
| DHC ラクトフェリン 30日分 |  こちら | こちら（ポイント3倍） |
商品レビューから一部引用
ラクトフェリン サプリ FLOLACT
- 現在妊娠中で今までは葉酸のみのサプリを飲んでいました。ラクトフェリンのサプリに興味があったのでこちらを購入してみました。手軽に必要な栄養素を摂れますし、免疫upや便秘解消にも期待しています。
- １日一粒の手軽さ。
臭いも無く無添加でラクトフェリンや乳酸菌やオリゴ糖など身体に良いものが入っていて安心して服用できます。外袋のパッケージもやさしいイメージでかわいいです。腸内環境を整えるには良いと思います。 - 小さめのカプセルで味もニオイもしないのでとても飲みやすいです。
ラクトフェリンには必要な栄養素が沢山入っているので嬉しいです。
ラクトフェリン 純度 95% 株式会社サンテ研究所
- 医者からのおすすめで購入させて頂いてます。コスパもよく大変気にいってます。
- このサプリメントの1錠あたりのラクトフェリンの含有量が多い事に魅力を感じ、購入させていただきました。1日あたり1〜2錠飲んでいますが、飲み始めてからお腹の調子が良いように感じます。
- ラクトフローラフォルテを使用しているのでこちらも購入しました。
これ1つでラクトフェリンが充分とれるし手軽です。これからも続けます。
DHC ラクトフェリン 30日分
- 私には結構わりと早い効果を感じて摂取して良かった！
- ラクトフェリンの量を毎日三粒飲んで、なんか活気が出たみたいです。ラクトフェリンはいいものだと思います。
- 体質なのかただ弱いからなのか、カンジダが再発しやすく、体内の安定を図るために飲み始めてます。ズボラなので1日1回ですが、腸の調子が良くなり、カンジダもあまり起きなくなったと思います( ‘･ω･`)
母乳育児は子の肥満リスクを減らす
母親の体型にかかわらず、母乳で育った子はBMIが低い傾向にあった。
肥満の子は大人になっても肥満であることが多く、糖尿病や心血管疾患などの慢性疾患にかかりやすい。母乳のみを子に与える完全母乳育児は、生涯にわたって肥満や慢性疾患の予防につながると考えられている。
しかし、肥満の母親は母乳を開始するのが遅く、途中でやめてしまう傾向が強いため、母乳と肥満の関係はよくわかっていなかった。
アメリカ、ミシガン州立大学のシップ博士らは、9134組の母子の組み合わせから母乳育児と子のBMIの関係を調査した。博士らが妊娠前の母親の体型を「やせ型」「普通」「やや肥満」「肥満」に区別して調べたところ、生後最初の３か月間に母乳育児をした場合には、母乳をあげなかった場合と比べて、母親の体型が「普通」以外の群で子のBMIが明らかに低かった。
「普通」の群でも子のBMIは低い傾向にあった。さらに次の３か月間も完全母乳で育児をした場合、母親が「やや肥満」以外の群で子のBMIが低かった。「やや肥満」の群でも低い傾向にあった。
この結果から、母親のBMIにかかわらず、母乳育児は子の肥満リスクを減らせる可能性があると博士らはのべている。
雑誌、ニュートンより引用
