やってみてわかった!オンライン通信教育の良いところと注意点

C判定ばかりの診断票

小学校低学年の息子がいます。一昨日、三者面談で学力の低さを指摘されました。もらった単元別個別診断票にはC判定がずらりと並んでいました。(1個はA判定もありましたが(笑))家での宿題はしっかりとしていますが、時々もらってくるテスト結果はあまり理解していないことが見受けられます。(爆笑回答、それもまた楽しみですが・・・)

練習に強く、本番に弱いタイプなのでしょうか?それとも発達障害なのでしょうか?

国語

評価はA~Cの三段階で次のようにC判定でした。

  • 漢字を正しく読んだり書いたりすることができるようにしましょう。
  • 片仮名表記の言葉や主語に合う述語が理解できるようにしましょう。
  • 学習した漢字を正しく書くことができるようにしましょう。

テストではこんな間違えをしていました。

今から言う → ✖ 黄から上う   うれしく思う → ✖ うれしく通う 

船の船ちょう → ✖ 船の生ちょう  汽車にのる → ✖ 気車にのる

算数

評価はA~Cの三段階で次のようにC判定でした。

  • 時刻を読み、時間や時刻を求めることができるようにしましょう。
  • 足し算のひっ算の間違いを正すことや、問題の場面を考えて式を立て、答えを求めることができるようにしましょう。
  • 二桁と一桁の引き算のひっ算ができるようにしましょう。
  • 長さの単位を理解し、長さをはかったり線を引いたりすることや、長さの足し算や引き算ができるようにしましょう。

1cmは何ミリ? → 「10mm!」(あたり!)では20mmは何cm? → 20mm!(「???・・cmで答えてね」)

宿題はできているのに・・・

家では宿題を一緒にやっています。完ぺきとは言わないまでも、そこそこ理解しています。しかし、いざ数日後にテストをすると忘れてしまっています。もう少し似たような問題を何度も繰り返し行う必要があるのではと思いました。

家庭教師か塾通いか、それとも・・・

妻はあせりが増殖、そしてもう将来を心配し塾へ通わせた方がいいという見解。一方、父親の私は家庭で復習を強化すれば十分なのではないかという見解。意見がまっぷたつに割れる。口論、価値観の違いなども表れ険悪にも・・・。逆に理解し合うという親の「学び」なのかもしれません。

調べてみると近くの塾では1教科、月謝8,000円。2教科だと16,000円。我が家ではその他に野球とピアノも習わせている。もし2教科習わせたら、月の習い事月謝は結構な負担となる。

また、塾へ通うことになれば送り向かいも負担になることが予想される。共働き、また低学年に一人で行かせることにもなる、大丈夫だろうか。そして塾から出される宿題もあるだろう。学校からの宿題と塾からの宿題で、かなりの負担にならないだろうか。金銭面の心配もあるが、息子の心の負担面も心配してしまう。

通信教育、スマイルゼミのお試し学習

協議の結果、小学校高学年の兄がやっている「スマイルゼミ」を試しにやらせてみることにしました。

兄に「勉強の力はついた?感想は?」と聞いた。「いいと思う」「がんばってポイント貯めればゲームもできるし楽しいよ」「優秀な友達もこれをやっていて力ついたと言っていたよ」との返答があった。

インターネットがなかった時代の私の子供時代の通信教育って、紙でのやりとりだったんですよね。課題を郵送し赤ペンで直されたものが返ってきて、修正してまた提出するみたいな。でも今はインターネットのおかげでいいサービスが受けられます。

スマイルゼミ、私が思う良い点

  • 国語、算数、英語、理科など様々な教科が勉強できる。
  • 月謝が割安。2,980円~(学年によって異なります。初回は別途タブレット購入費などかかります)
  • タブレットだから前年の復習も簡単に取り出せる(教科書だと見つからないし、探すのが面倒ですよね)
  • 詳しい解説もあり、口頭で言われても理解不足になる子にはいいかもしれません。
  • (細かいことですが)えんぴつで書いていると書いている手が汚れるが、タブレットなので汚れない。また消しゴムのカスがでないのでゴミが出ない。
  • 塾への送り迎えをしなくてもよい。その場で始められ、その場で終われる。時短になる。
  • 風邪やインフルエンザなどの時期、密室での感染リスクを避けられる。
  • 勉強したらポイントがたまりゲームができる、息抜きになる。そのゲームも反射神経、熟考が身につくようなゲームであること。ちなみにゲームは1日1時間が限度に設定されている。
  • A4よりも少し小さいサイズの端末なので旅行先にも持参できてしまい勉強ができる。また長時間移動中にてゲームもできて子供の暇つぶしになる。
  • 少し体調が悪く学校を休んだ時、いい勉強教材となる。
  • アプリと連動させれば、タイムリーに勉強開始、時間、成績、過去データー、集計データなどがスマホで確認できる(下記ご参考まで)
  • トーク機能というものがあり、メールのやり取りができる。親から文字で励ましたり、子供からメッセージを受け取れたりでき、スマホをまだ持てない子供にとっては良い練習になる。(下記ご参考まで)

注意点

  • スマイルゼミを2年間やっている小学校高学年の息子の様子を見ていて思いましたが、始めは楽しく自主的にやってました。(ポイントをためてゲームなど出来るのが楽しみになるので)しかし、小学校高学年にもなると宿題の量も増え、友達ともぎりぎりまで遊ぶようになります。そうすると帰ってからは学校の宿題が優先になり、スマイルゼミの優先度が下がってきます。スマイルゼミにも毎日のミッション(宿題のようなもの)がありますので、そこはうまく親が背中を押してサポートが必要でしょう。
  • きれいに書かないと正確に読み取ってくれなく、子供によってはちょっといらいらする場面もあるかもしれません。字が汚かったりすると7を1や9と読み取ったりしてしまいます。でも、丁寧に書くようにもなりますが・・・
  • 家でやるので甘えが出る傾向になりますね。先生に教わるわけでないので親が口をはさむと反論してきたりします。また誘惑を遠ざけ、集中できる環境作りも必要かもしれません。テレビを見ながらとか、オモチャで遊び出したりとかしないように。
  • 間違ったところ、わからないところは解説をしっかり見ずに、どんどん先に進んでいくこともできてしまいます。またイライラして途中でやめることもできてしまいます。なので、なぜ間違ったのかを素直に自身で考える力が必要になります。低学年だと時には近くで親のサポートが必要です。
  • 勉強をすればポイントが溜まり、その分ゲームなど出来てモチベーションを刺激しますが、ゲームに飽きがきたり、他に楽しいゲーム機があるとそちらに目移りしてしまい、いまいちモチベーションが保てなくなる。
  • 学習及びゲームがおもしろいので、学校へ行くことが面倒になるときがある。実際、我が子もやり始めではまっているときは、何日か行かない日も出てきてしまいました。依存にならないように1日の勉強・ゲーム時間を決めた方がいいです。家でずっと勉強していてそれはそれでいいのですが・・・。

最後に

有名な塾、有名な先生に習うと金銭面でけっこう負担になりますね。やはり人件費、設備費などいろいろかかっているのでしょうね。でも、教え方の上手い先生は勉強になるのも事実です。一方でインターネット時代にもなり、オンライン教育も今は各社様々なサービスが向上しています。ご参考にしてみてはいかがでしょうか。

P.S 先日、スマイルゼミの端末機が届きました。2週間お試しで無料です。息子は楽しく集中して数日やっただけですが、たくさん繰り返し問題を解く中でかなり計算、理解力が早くなりました。勉強し、ポイント加算され、親に自慢する。そんな子供心をくすぐり、楽しく学ぶと結果がついてくるもんですね。

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