Java(ジャバ)はいろいろな開発に利用されている人気のあるプログラミング言語です。一例をあげると下記のようなものに利用されています。
- ブルーレイディスクプレイヤー
- android(アンドロイド)のスマートフォンのアプリ
- 金融機関の大きなシステム
- 物流システム
- マイクラのPC版(JAVA EDITION)
- 開発ソフトのEclipse(エクリプス)
- エバーノート
- 楽天市場
Javaの特徴
- OSを問わず利用できる。Windowsで作られた実行ファイルでも、そのままmacOSやLinux環境のRaspberry Pi(ラズベリーパイ)で動かすことが出来る。
- 処理速度が速い
- 拡張して利用できるライブラリも豊富
簡単に始めることが出来るオンライン環境を使ってJava体験
多くの場合は効率よくプログラミングを行なえる「統合開発環境(IDE)」を使います。例えばEclipse(エクリプス)や、NetBeans(ネットビーンズ)、Intellij IDEA(インテリジェイ アイディア)などです。
しかし、下記に紹介している本では、「簡単に始めることが出来る」ことを目的としてオンライン環境での「paiza.IO(パイザ アイオー)」を使っています。
Paiza.IOは、ブラウザ上でプログラムの入力と実行ができる学習用のサイトです。開発環境の準備をすることなく、初心者が気軽に使えます。しかも、下記のように多種言語に対応しています。
初心者の方はサインアップ(ユーザー登録)してみましょう。無料で登録できます。サインアップしなくてもすぐに使えますが、サインアップすればプログラムを保存することができるようになります。
始めてみよう。
最初はバックの画面が真っ黒で見にくいかと思います。そんなときは右下の「エディタの設定」でお好みのバックカラーを選びましょう。
Javaのところにカーソルを合わせ、Javaをクリックします。
これは、piaza.IOが用意した独特な新規コードのようで、ブラウザ上からデータ入力できるプログラムが追加されているとのこと。public class Main { }はこの中は、プログラムを書くところを表しています。
public static void main(String[] args) throws Exception { }は実行直後すぐ行う命令を書くところを表している。
文字を表示させよう
赤線のところを書き換えてみました。そして実行をクリックすると・・・(Ctrlキーを押しながらEnterキーでも実行されます)
下記に文字が出力されましたね。
エラーメッセージへの対応
下記の赤線のプログラムにてエラーがでました。どこが間違っているのでしょうかエラー表示も解読しながら見つけてみてください。
答えは「;」(セミコロン)が抜けているみたいですね。セミコロンを追記して再び実行・・・しかし、またしてもエラー表示が・・・エラーはどこでしょう?
SystemのSが小文字になってしまっていました。これだけでもエラーになってしまいますので注意しましょう。では、修正して再度実行をクリック。
今度は出力できました。エラー表示も解読しながら根気よく見直すことが大切ですね。
尚、プログラムを保存したいときは下記のように、赤丸で囲まれた三角をクリックし、save onlyで保存でき、上部の「一覧」にて確認できます。
補足
ある動画ではJavaを始めるにあたって開発環境を整えるのに「Adopt OpenJDK」を勧めていました。そこで私も使ってみました。インストールしてセットアップし、いざコマンドプロンプトにて命令をたしたところ、「この文字(0x86)は、エンコーディングwindows-31jにマップできません」とエラーになって「文字化け」してしまいました。
ネットで検索したところ、「デフォルトでOSのエンコードでしようとすることが原因です。」だそうです。私のOSはWindowsなので、文字コード【windows-31j】を使ってエンコードしようとします。
文字コードに食い違いがあるため、Javadocが生成できず
1 | エラー: この文字(○○)は、エンコーディングwindows-31jにマップできません |
というエラーメッセージが表示されるようです。そのようなときの解決法は、下記のようにするとのことでした。「javac -encoding UTF-8 ファイル名.java」。早速、実行してみました。
するとうまくいき、「javaを楽しもう」という文字を表示できました。Windowsをお使いの方は、ご参考までに。
尚、文字化けが解消されたファイルをコピーして新しいファイルを作れば、「javac -encoding UTF-8 ファイル名.java」と命令せずに、「javac ファイル名.java」でコンパイル出来て、続けて「java クラス名」で実装できます。